医院 建築のデザイン設計
医療施設設計の考え方
これからの医院・クリニックはもう一歩踏み込み、人と人とが密接な関係を築ける空間であることが重要です。
病院を訪れる人は心身共にいつもとは違う状態にある場合が多く、特殊な空間であると言えます。そんな中で患者さんが意外と見ているのが「働くスタッフの姿」。 スタッフがテキパキと仕事をこなす姿はナーバスになっている患者さんに無言の安心感を与えます。その無駄のない動作を実現させるのがユニバーサルデザイン(※1)です。従来型の安全・清潔重視のデザインに加え、「癒しと快適さ」を満たす精神的なサポートをする空間づくりへと変化しています。病院にいるスタッフは働きやすく、患者さんは安心できる「真のユニバーサルデザイン」を追及し、医院・クリニックの設計施工を行います。
個人医院
個人医院はドクターの希望を最大限に取り入れた個性を活かした独自のデザインが可能です。また地域性や診療内容を考慮し、より患者さんに身近なクリニックを目指します。35 年にわたり、一流企業オフィスや有名ブランドショップを手掛けてきた株式会社田建のノウハウをもとに、徹底的なコスト削減で高級感のあるクリニックが完成します。 ご要望を詳細にお伺いすることで「必要」「不必要」を洗い出し、個人医院に必要な個性を具現化します。カスタムメイドは結果的に無駄を省き、安心な品質を適正価格で実現します。
また個人医院では各フロアによってコンセプトを変えて設計することもできます。
クリニックモール
クリニックモールは1ヶ所に複数の診療科が集まっているので利便性にすぐれています。それぞれが個人経営であるので各クリニックの個性をだしつつも、ある程度モール全体の統一感をイメージして、診察に訪れる患者さんがリラックスできる空間づくりを心がけています。共用部の待合室は待ち時間をゆったりと過ごせるように十分な広さを確保し、また各クリニックへの移動も容易な配置・構造となっています。
- (※1)ユニバーサルデザイン
- ・誰にでも公平に利用できること
・使う上で自由度が高いこと
・使い方が簡単ですぐわかること
・必要な情報がすぐに理解できること
・うっかりミスが危険につながらないデザインであること
・無理な姿勢を取ることなく少ない力でも楽に使用できること
・近づいたり利用するための空間と大きさを確保すること